こどもの便秘事情

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こんにちは登録販売者の松尾です。

久しぶりの投稿になります😊

最近子供が便秘気味で何か改善策はないかと思い調べてみました。知って得する情報でしたので皆様にもご紹介したいと思います!!

そもそも「便秘症」って❓

便が毎日出ていても便秘症の場合があります。

便秘とは、便が長い時間でないか、出にくいことを言います。

そして、便秘のために治療が必要な状態を「便秘症」といいます。便秘症が1〜2ヶ月以上続いた場合は「慢性便秘症」といいます。一方で、普段はよく出ているのに一時的に便秘な状態になっただけの時には「一過性便秘」といい、浣腸や薬での便を出してあげれば、また元の良い状態に戻る場合がほとんどです。

便秘症の目安🙌

◯排便が週に3回より少ない、または5日以上出ない日が続く

◯出す時に痛がって泣いたり、肛門が切れて血が出る

◯小さいコロコロの便や柔らかい便が少しずつ、1日に何回も出ている

◯便意を感じると、泣いたり、騒いだりする

◯便意を感じると、脚をクロスするポーズをとって排便を我慢する

※毎日出ていても、上記のいずれかの症状があれば、便秘症の可能性があります。

便秘の悪循環😥

子供の便秘や我慢の繰り返しで悪化してしまいます。子供の便秘は、放置することで悪化することが多い病気です。子供の中には「うんちは出さなければ体に悪い」ということが理解できないために、痛みや恐怖を感じると「うんちをすること」や「トイレに行くこと」が強くなり、排便を我慢するようになる子供もいます。我慢すると、腸に便が長く留まり、便の水分が吸収されすぎて硬くなるので、出すときに、さらに痛みを伴い、また排便を我慢するようになります。これを繰り返すと直腸が広がったままの状態が続き、便が止まることに慣れ、便意が起こりにくくなることでますます便が溜まります。このようにしてニ重の悪循環が起こり、子供の便秘症が悪化すると考えられています。特に2〜4歳にはこの悪循環になりやすいといわれています。

診断と治療の流れ👍

便秘が続いていたら、すぐに治療を始めることが大切です。便秘症は、問診で便の回数や硬さ、排便時の様子などを聞き取ることによって診断します。便秘症と診断された場合、腸や体の他の部分に特別な原因がないかを確認することも重要です。

便秘症を改善するには、便を柔らかい状態に保ち、子供が「うんちをするとスッキリする=快便感」があることを体験していくことが大切です。いつも直腸空っぽにする(直腸に便を溜めない)習慣をつけることで、次第に朝の感覚を戻ってきて、便秘が改善していきます。生活習慣を整えることも便秘治療には大切です。医療機関で相談しながら治療していきましょう。

食事を工夫する🥗

◯食事は量しっかり取りましょうたくさん食べることで便の量が増え、排便しやすくなります。

◯食物繊維を取ることを意識しましょう。食事全体の量を増やすことで、食物繊維も多く取ることができます。野菜は生よりも、煮たり焼いたりすることで量を取りやすくなります。果物や海藻は食物繊維が豊富なためおすすめです。

◯甘い飲み物やお菓子は控えましょう。甘いものでお腹がいっぱいになると、きちんとした食事が取れなくなり、食物繊維が不足してしまいます。

◯水分を適度に摂りましょう。

水分が細くしてると便秘になることがあります。水分を適度に摂りましょう。ただし飲み過ぎはおしっこの量が増えるためですので、運動時などに足する水分をこまめ取るようにしましょう😄✨

生活習慣を整えたり、食事を工夫することで劇的にお通じが良くなることを学びました。これで娘の便秘が良くなってくれるといいなと思います。

ライフ薬局では便秘症の方向けのパンフレットを多数ご用意しております。

おなかすっきりレシピなど簡単でおいしい食事もご紹介していますので、ぜひ薬局にお越しの際はお手にとってご覧ください😉

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