ローズマリーチンキを作ってみた

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― 身近なハーブを、使える形にする ―


今回は、ローズマリーを使ってチンキを仕込みました

使ったのは、職員の自宅にあったローズマリー
丸2日ほど乾燥させてから使っています

こういう身近なものが、
ちゃんと“使える形”になるのがハーブの面白さだなと、改めて感じました


■ローズマリーチンキとは

チンキというのは、
ハーブをアルコールに漬けて成分を引き出したものです

水では取り出しにくい精油成分も抽出できるので、
しっかりとした濃さのエキスになります

いわば、
“ハーブの力を濃縮した液体”です


■作り方はシンプル

やることは意外とシンプルです

乾燥させたローズマリーを瓶に入れて、
無水エタノールを注ぐ

目安はざっくり1:10くらい

あとは冷暗所に置いて、毎日軽く振るだけ

これを1〜2週間

日が経つごとに色が変わっていくのを見るのが、
地味に楽しい時間でした

帰宅して瓶を見て、軽く振る。それがちょっとした習慣に

乾燥ローズマリーと無水エタノールを用意

今回は19gの乾燥ローズマリーに無水エタノール240mL

8日後 毎日軽く振っては、愛でるの繰り返し

コーヒーフィルタで濾過中(緑に癒やされます)

遮光瓶に移し替え、冷暗所に保管(1年程度保存可能) 


■ローズマリーの効能

ここは少しだけ専門的に

ローズマリーは、
「守る」と「巡らせる」を同時にやるハーブ


・抗酸化作用

ロズマリン酸などの成分が、活性酸素を抑えます

👉 細胞ダメージの軽減
👉 老化の進行をゆるやかにする

“若返り”というより、老化のスピードを抑える方向です


・血行促進作用

精油成分により末梢血流が改善します

👉 冷え・むくみ対策
👉 頭皮や皮膚環境のサポート

なんとなく重い感じのときに、少し流れを良くしてくれるイメージです


・抗菌・抗炎症作用

皮膚環境を整える方向に働きます

👉 ニオイ対策
👉 軽いトラブルの予防

※水虫などの治療は医薬品が基本です


■ハーブとしての特徴

ローズマリーは
リラックス系というより、動かすタイプのハーブ

気持ちも体も、少しスイッチを入れてくれるような感覚があります


■使い方のイメージ

チンキはそのままではなく、薄めて使うのが基本です

スプレーにしたり、頭皮ケアに使ったり

このあとバーム(軟膏)にしてみる予定です


■ライフ薬局でのこれから

今回のローズマリーは職員の自宅のものですが、
今後はライフ薬局でも育てていく予定です

薬だけでなく、
こうした日常のケアも含めて
相談できる薬局でありたいと思っています


■最後に

やってみて一番良かったのは、

毎日少しずつ変化を見ていく時間でした

忙しい中でも、こういう時間があると少し整う気がします


■次回予告

このチンキを使って、
ローズマリーバーム(軟膏)を作ります

“塗るハーブ”としてどうなるか、またまとめます


今回もライフ薬局ブログをご覧頂きありがとうございます

薬剤師 伊東正広

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