予防が大事!!!

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こんにちは。事務の増崎です 

年明けて早1ヶ月・・・2月に入ると天候の変化が激しく、最近では神栖や鹿嶋は少しの雪でしたが、他の地域は大雪で交通が不便になりました。
皆様体調等崩していませんか?

インフルエンザが流行している中、今回はまだまだ続く”ノロウイルス”の対応と予防を紹介したいと思います。

【ノロウイルスの特徴は?】
  乳幼児から高齢者に至る広い年齢層で急性胃腸炎を引きおこすウイルスです。
  11月~3月の主に冬季に多発しますが、年間を通して患者はみられます。

=特有な特徴=
  1、下痢だけではなく嘔吐が多い
  2、消毒薬に対する抵抗性が強い
  3、1度かかっても何度も感染する事がある

【感染経路は?】
 ほとんどが経口感染(口から体内に入り感染する)
 1、感染者の便や嘔吐物などから直接もしくは二次的に感染する場合
 2、調理を介して汚染した食品を食べた場合
 3、ウイルスに汚染された貝類、あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合

【潜伏期間は?】
 感染から発症までの時間は、24~48時間
 主症状は、吐き気・嘔吐・下痢・腹痛であり、発熱は軽度

症状は通常であれば、1~2日ほど続いた後治癒します。
でも下痢の症状がなくなったからといって安心してはいけません。
患者の便には、しばらくウイルスの排出が続きます。

治療法はありません。
脱水に注意しましょう。

【食 事】
 無理に食事は取らずに食べられるようになったら少しずつ消化のよい物を食べるようにしましょう。

=さけたい食べ物=
揚げ物等の脂っこい食べ物
ごぼう・豆類・海藻類などの食物繊維の多い食べ物
カレーなどの香辛料
食物繊維や香辛料は、胃腸の動きを活発にして下痢がひどくなる可能性があります。
脱水症状にならないように注意する事です。

感染した人が使う食器は、使い捨てのものを使用した方がよいでしょう。

【入 浴】
 患者の入浴は出来る限りさけましょう。
 

【予防法】
 1、十分な手洗い
 2、十分な加熱調理
 3、タオルなどの共用は避ける

【嘔吐物・下痢の処理】
 1、手袋・マスクをつける
 2、消毒剤ですばやく処理(広範囲に汚物をひろげない)
 ふき取った雑巾等は、ビニール袋に入れて密閉して捨てる事をお勧めします。
 ウイルスは乾燥すると空気中に漂いこれが口に入って感染する事がありますので、便や嘔吐物を乾燥させない事が重要です。

【塩素消毒剤の簡単な調整方法】
   500mlのペットボトルを用います。(500mlのペットボトルのフタには5ml入ります)  
  
 1、次亜塩素酸ナトリウム製品の原液をフタ2杯ペットボトルに入れます。
 2、水道水を入れて500mlとする。
 3、それを5倍に薄めて使用して下さい。

長くなりなしたが、手洗い・うがいを徹底して病気に負けない身体を作りましょう 
  

   

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