ライフ薬局アロマケア

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10mLパルファム試作、はじめました

ライフ薬局では、日々のお薬の相談だけでなく、
暮らしの中でできるセルフケアにも目を向けています

今回のテーマは、香りのセルフケア

これまで練り香水、ボディオイル、ロールオンオイルなどを試作してきましたが、
今回は一歩進んで、無水エタノールを使った10mLパルファムづくりに挑戦しました

ブランド名は、

LIFE THE PARFUM

薬局らしい清潔感と、植物の香りが持つ心地よさを大切にした、
ライフ薬局アロマケアシリーズの新しい試作です


パルファムとは?

香水には、香料の濃度によっていくつかの種類があります

一般的には、

  • オーデコロン
  • オードトワレ
  • オードパルファム
  • パルファム

のように分けられます

今回の試作は、10mL中に香り成分を約18%入れた設計です

分類としては、オードパルファム上位〜パルファム寄り
しっかり香るタイプを意識しています

ただし、市販の香水とは違い、今回はエッセンシャルオイルを中心にした手作りの試作です
天然精油の香りは、軽やかで自然な反面、合成香料を使った香水に比べると
香りの持続時間は短くなりやすい特徴があります

そこで今回は、香りの最後に残るベースノートを意識して配合しました

4種類すべてにベンゾインとパチュリを調合


今回の4種類

今回のLIFE THE PARFUMでは、4種類の香りを試作しました

01 Provence Vacation

南フランス・バカンス・ハーバルウッディ

南フランスのハーブ畑、明るい柑橘、乾いた木陰をイメージした香りです

ベルガモットやブラッドオレンジの爽やかさに、ラベンダー、ローズマリー、
サイプレスを合わせています
最後にフランキンセンス、シダーウッド、パチュリ、ベンゾインを加え、
軽すぎない余韻を出しました

ライフ薬局アロマケアの中では、一番ブランドの顔になりそうな香りです


02 Mediterranean Citrus

地中海シトラス・白シャツ・太陽感

ブラッドオレンジを主役にした、明るくわかりやすいシトラス系の香りです

ベルガモットとレモングラスで爽やかさを足し、ローズマリーやラベンダーで
ハーブ感を整えています

シトラス系はどうしても香りが飛びやすいので、ベンゾインとパチュリを少量加え、
軽さの中にも少し奥行きが出るようにしました


03 Amber Lavender

ラベンダーアンバー・大人の甘さ

ラベンダーを主役にした、落ち着いた香りです

ラベンダーだけではアロマ感が強くなりやすいため、ゼラニウムで少し華やかさを出し、
フランキンセンス、シダーウッド、パチュリ、ベンゾインで温かみのある余韻を作りました

今回の4種類の中では、一番香水らしい雰囲気があります


04 Herbal Woods

薬草・森林・清潔感

ローズマリーとサイプレスを中心にした、清潔感のあるウッディハーブ系の香りです

甘さは控えめ
薬草感、森林感、木の落ち着きを意識しています

薬局らしい知的で清潔な印象もあり、男性にも使いやすい香りを目指しました

無水エタノールを基剤に

陰の主役ベンゾインとパチュリ

ラベルを付けて14日間熟成します
ベンゾインとパチュリがどんな余韻を残すか楽しみです


香りを支える大切な素材

今回、特に重要だと感じたのが、ベンゾインパチュリです

ベンゾイン

ベンゾインは、甘い樹脂のような香りを持つ素材です
バニラ、蜂蜜、アンバーのような温かみがあり、香りの最後に
やわらかい余韻を残してくれます
香水作りではフィクサー的に使われる素材です

天然精油中心の香水は香りが飛びやすいため、ベンゾインを少量使うことで、
全体が少し丸くなります

ただし、入れすぎると甘さや重さが出すぎるため、
今回は10mLに対して最大3滴までを目安にしました

パチュリ

パチュリは、香りに深みと重心を出す素材です

少量でも存在感があり、香水らしい奥行きを作ってくれます
ベンゾインが「甘さと余韻」なら、パチュリは「深みと持続感」の役割です

こちらも入れすぎると土っぽさが出やすいため、少量で効かせるのがポイントです


14日間、熟成させます

今回のパルファムは、作ってすぐに完成ではありません

精油と無水エタノールを混ぜたあと、14日間熟成させます

作りたては、柑橘やハーブの香りが少し尖って感じることがあります
時間を置くことで、香り同士がなじみ、全体が丸くなっていきます

毎日少しずつ香りが変わるのも、手作りパルファムの面白いところです


試香紙で香りの変化を確認

香水は、つけた直後だけで判断しません

今回も試香紙を使って、

  • つけた直後
  • 30分後
  • 2時間後
  • 翌日

の香りを比べていきます

最初に香るのがトップノート
少し時間が経って出てくるのがミドルノート
最後に残るのがベースノートです

今回の試作では、特に最後にどんな香りが残るかを大切にしています


今後はワークショップも視野に

今回のパルファムづくりを通して、香りの組み立て方、精油の特徴、濃度、容器、
ラベルデザイン、熟成期間など、学ぶことがたくさんありました

今後は、薬局で気軽に楽しめるような、

アロマケアのミニワークショップ

もできたら面白いと考えています

自分だけの香りを作る
植物の香りを学ぶ
香りを通して、暮らしのセルフケアを考える

そんな時間を、地域の皆さんと一緒に作っていけたら嬉しいです

香りで、日々の暮らしに小さな余白を


使用上の注意

エッセンシャルオイルは天然由来ですが、肌に合わない場合があります

使用する場合は、以下に注意してください

  • 肌に使う場合は少量で試してから使用する
  • 目、粘膜、傷口には使用しない
  • 異常が出た場合はすぐに使用を中止する
  • 柑橘系精油は光毒性に注意する
  • 妊娠中、乳幼児、持病のある方は使用前に専門家へ相談する
  • 火気の近くでは使用しない
  • 飲用しない
  • 高温多湿、直射日光を避けて保管する

今回のパルファムは、ライフ薬局アロマケアの試作として、香りを学ぶために作成しています


今回もライフ薬局ブログをご覧頂きありがとうございます 

ライフ薬局 伊東正広

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