冬の皮膚トラブルに注意

  • ブックマーク

日中は日差しがあると暖かさはありますが、朝晩冷え込んでくるようになりました。こんにちは。木之内です。
いよいよ冬到来。
冷たい北風にさらされ、肌荒れしやすい季節になりましたね。

適切なケアを行えば多くの肌トラブルは避けられます。
健康な肌で冬を乗り切るための注意点を押さえていきましょう!!
寒さや温かさがじんましんを引き起こすことも!!
「寒冷じんましん」
寒い外気にあたったり、冷たい物に触ったりした時、肌にかゆみを伴う赤い発疹ができる。
寒冷刺激が加わることで、かゆみの原因物質であるヒスタミンが皮膚の肥満細胞から大量に分泌されて発症します。
発疹のでた場所を数分~30分程度あたためると症状緩和。
「温熱じんましん」
この時期ですと、ホットカーペットやストーブ、カイロなどの温かさが刺激になり、同様のじんましんが生じます。
発疹のでた場所を数分~30分程度冷やすと症状緩和。
潤い大切!!保湿剤を塗って肌を乾燥から守ろう!
入浴時にナイロンタワシに石鹸やボディソープをつけてゴシゴシ洗いはやめてくださいね!!
よーーーーーーく泡立てて、手のひらで優しく全身をなでるだけでよごれは落とせます。
100円ショップのグッズを使うと、こんもり泡が簡単に作れますよ。
面倒ならば、泡タイプのボディソープをつかうのも良き!摩擦レスーーーーのCMでおなじみですよね 
入浴後は全身にたっぷりと、優しく塗りましょう!
加湿器は必需品!室内の湿度は50パーセント前後に保ちましょう!
自己判断で薬の使用をとめないこと!!
かゆみが続く、皮膚症状がひどくなった、かきむしって患部がグジュグジュしている場合には早め医療機関を受診してください。
治療では、症状に応じてステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬が用いられます。症状が落ち着いたからと自己判断で薬の使用を中止しないこと!再発を繰り返したり、しだいに症状が重くなることもあるからです。
ステロイドは怖いから使わずに治療したいというお声もありますが、正しく使えば怖くないんです。
かゆみが強いときには、ステロイド剤を使用します。体内で作られるステロイド量が減っている分を塗って補ってあげるイメージです。
非ステロイドでは、炎症を止めることはできても痒みは止められません。
痒みがなくなると皮膚状態が落ち着いてきます。
特に小さいお子さんには、掻いちゃダメ!は逆にストレスになります。ステロイド剤を正しく使って痒みを取り除いてあげればいいのですから。必ず、専門医の指示を守り、正しく使うことで肌状態が改善されます。
まだまだ書きたいことはありますが、今日はこの辺で。
最後に脳トレ↓↓↓
わかりましたか?
答えはclassA 薬局の健康情報誌 Life 12月号をご覧ください。
薬局内で無料配布しております。
  • ブックマーク

この記事を書いた人

lifepharma_1